見積もり前の現地調査はとても大事です
電話やメールで相談を受けると、お客様との立ち合いの元
おうちの状態をします。
1~2時間ほどお時間を頂戴しています。
業者によっては10分程度で済ませてしまうところもあるようです。
写真やビデオで外壁や屋根を撮影して、現状を見つつ、修理や補修が必要ならその理由を説明してくれる会社がいいですね。
屋根に上るかどうかも信頼できる業者見極めのポイントになります。
「屋根瓦だから塗り替え不要」と上らない業者もありますが、瓦がダメになっていて雨漏りがしているのに、それをなおさずに外壁に防水効果のある塗料を施したところで、何の意味もありません。
屋根に上らないのに塗り替えや葺き替えを勧める悪質な業者も中にはいるそうです。
窯業系サイディングは、発売当初は「塗り替え不要」とうたっていましたが、10年が経過した頃から反り返りなどのトラブルが相次ぎ、「10年に一度は塗装が必要」と仕様変更した例もあります。
反対に、塗り直さない方がいいサイディングもあります。通常のサイディングは10年ほどで塗り替えですが、無機塗料という塗料が塗られている場合は20年もちます。
塗膜がしっかりあるうちに重ね塗りしてしまうとはがれてしまいます。
この塗料の見分けがつく業者はまだ少数です。パッチテストを提案してくれる業者は信頼できると思います。
現地調査で見極めるべき項目はたくさんあり、この過程を経なければ、使用する塗料、必要な作業は正確に把握できません。
したがって、正確な見積書の作成には、現地調査は欠かせません。
現地調査に時間をかける業者を選ぶのも、塗り替えで成功するコツですね。