真夏の炎天下や熱帯夜にエアコンの効きが落ちたと感じたことはありませんか?
エアコンの室外機の温度が上昇した場合、冷却機能が低下する場合があります。
エアコン自体は、フル回転で頑張っているのに、外気温が下がらず、
室外機が熱を持ってしまっている場合に多い現象です。
室外機が熱を持つ原因の多くは、直射日光にあります。
直接太陽からの光が室外機を照射することで、室外機の温度が上昇します。
室外機が自身の熱で温度を上げた空気を冷やすために、
充分下がらずに室内に運ばれてしまうわけです。
可能であれば、直射日光が当たらないように影をつくったり、
それが難しい場合は、室外機を耐熱塗料で塗って温度を下げると良いようです。
両方されるとさらに効果的です。節電にも繋がりますね。
耐熱塗料
耐熱塗料はさまざまあります。
ご予算や効果に応じてお選びください。
メーカーホームページより
- 染めQテクノロジィ エアコン電力セーブ25
消費電力を夏場には約15%削減! 1台分約2,000円 - 空調機メーカーダイキンが開発した
フッ素系「ゼッフル遮熱塗料」 - 株式会社日進産業 「GAINA(ガイナ)」
室外機を塗る場合の手順
室外機を塗る場合の手順は、このようにします。
- 室外機の周りを養生する
- 室外機を洗浄する
- 水分を拭き取る
- ハケやローラーで塗ります
- 2~3時間乾燥させる
室外機遮熱塗装 テスト施工の様子
今年7月、某企業様から「エアコン室外機に遮熱塗料を塗ったら節電になるのか?」とお問い合わせをいただき、当社で施工事例がなく効果がわからなかったので、無料で試験塗装を行いました。
その時の様子です。
- 無塗装 55℃
- グレー塗装 47.5℃ 日本ペイント サーモアイ使用
- 白色塗装 35℃ 日本ペイント サーモアイ使用
結果
無塗装と比べると、白では20度の温度差がありました。
また、色によっても表面温度に10度以上の差が出ることがわかりました。
*ただし、エアコンの電気使用料にどれだけ反映されるかは、まだわかっていません。